楼side 0時を過ぎる頃、書類仕事をしてると 「兄貴」 襖越しに蓮の声が 「何だ、こんな時間に」 「話がある」 「…」 何か苛立ってんな こりゃ話聞くまで絶対に退かねぇな… 「入れ」 少し乱暴に襖が開き、蓮がズカズカと来る 俺は書類に目を通しながら 「話っ…
早朝に仕事へ向かい、終えたのは23時になる頃 家の玄関に《テレポート》して、靴を脱ぐ 襖を開けると、蓮はこっちに背を向けて座ってる 「?」 おかしい いつもだったらすぐに立ち上がって、おかえりって言ってくれるのに 「…ただいま」 不思議に思いながら…
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